なぜ、アルティメットニッパーは
表面処理をする人にもオススメなのか?
アルティメットニッパーを使うと、
ゲートをキレイに切りきることができます。
それが表面処理にどう影響するのか?
ここでは、逆に、ゲートをキレイに削ぎ切らない場合を例に、
表面処理にどのような影響があるのかを考えてみたいと思います。
◆少しゲートを残して切った場合
よくあるゲート処理法の1つ、
ゲートを少し残しておいてヤスリで表面を平らにする場合を考えてみます。
このようにゲートを少し残して面出しをする場合、
気を付けてヤスらないと面がゆがむリスクがあります。
◆少しパーツがえぐれてしまった場合
切れ味の悪い(滑らかな切り口にならない)ニッパーを使って、
ゲートをパーツぎりぎりで切ると、
パーツ側のゲート跡がえぐれる(表面が荒れる)ことがあります。
それをリカバリーしながら表面処理をする場合を考えてみます。
たとえ平面がうまく出せても、
えぐれた部分をならすために余計にヤスらないといけないため
他の面との整合性を取るのが難しくなります。
では、瞬間接着剤や瞬着パテで埋めたらどうでしょうか?
瞬着パテが平面よりも少し出っ張るため、
ゲートを少し残して表面処理をするときと同じ理由で
平面を出すのが難しくなります。
しかも、瞬着パテのほうがプラスチックよりも硬いので、
難易度は上がります。
◆自分は腕でカバーできるから問題ない!
腕のいい人なら、ゲートが少し残っていようと、
瞬着が盛り上がっていようと、
平面を出すことはできるでしょう。
ですが・・・
最初からニッパーでゲートをキレイに切りきった場合に比べると、
作業時間は確実に増えています。
ナイフで削ぐにしても、ニッパーで切るよりも時間はかかります。
アルティメットニッパーで最初からゲートをキレイに削ぎ切れば、
表面処理の難易度が下がり、
作業量も減り、作業時間も短くできます。
だから、表面処理をする人にとっても
アルティメットニッパーはオススメなのです。