片刃構造がキレイに切れる理由
「片刃構造」だと、なぜキレイに切ることができるのでしょうか?その理由は大きくわけて2つあります。
【理由1】切断跡を目立たなくできる
「両刃構造」のニッパーは、グリップを握ると両方の「切刃」が対象に切り込んでいきます。
その結果、中央付近に切断跡ができるので目立ってしまいます。
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①両刃ニッパーのグリップを握ると…
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②2つの切刃が同時に切り込んでいく
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③切断対象の真ん中付近で切り終わる
一方、「片刃構造」の場合、「まな板刃」には刃がないため、グリップを握ると「切刃」だけが対象に切り込んでいきます。
その結果、切断跡が端に寄るため目立たなくなります。
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①片刃ニッパーのグリップを握ると…
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②切刃だけが切り込んでいく
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③切断対象の端の方で切り終わる
【理由2】「切刃」を薄くできる
「両刃構造」のニッパーは、2枚の切刃が噛み合う構造です。
ただし、切刃の頂点同士が噛み合ってしまうと、すごい圧力で当たり合うことになるため、すぐに刃がボロボロになってしまいます。
そのため、実際の「両刃構造」のニッパーでは、切刃同士が少しだけズレて噛み合う仕様になっています。
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①もし、刃の頂点が誤差ゼロで噛み合ったら、刃がすぐに傷んでしまう
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②刃を少しずらしておくことで、刃が傷むのを軽減できる
また、噛み合うといっても、ほとんどの場合、切刃同士が接触する前に対象が切り離されます。
「両刃構造」は切刃という“クサビ"を両側から打ち込んでいるようなものなので、切断対象がその負荷に耐えきれずに千切れてしまうのです。
ちなみに、ニッパーで切った際に出る「パチン」という音は、切断対象が千切れた際の衝撃によるものです。
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①刃が同時に切り込んでいくので、中央付近で負荷がかかり…
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②負荷で対象がちぎれるように切断される
この様に「両刃構造」は千切って切り離されるため、ゲートを残さないように刃をパーツにピッタリ沿わせて切ると、切断面がエグれてしまうリスクが高いです。
さらに、刃が厚い、切り込む速度が速いなど、より対象に負荷がかかりやすい場合は、千切れる勢いも増して、切断面がより荒れやすくなります。
刃を薄くすれば、その分だけ対象にかかる負荷は減らせます。しかし一方で、耐久性は下がってしまうため、切刃同士が噛み合う際の負荷や、「パチン」と千切れる際の衝撃などで破損しやすい刃になってしまいます。
そのため、「両刃構造」においては、切刃には一定程度の厚みが必要となります。
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①片刃ニッパーのグリップを握ると…
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②切刃だけが切り込んでいく
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③切断対象の端の方でで切り終わる
これに対して、「片刃構造」は切刃が切断対象の端まで進み、まな板刃の上で切り終わります。
刃同士が噛み合うこともなく、千切れる際の衝撃もないため、刃への負荷は少なくなります。その分だけ刃を薄くすることによるリスクも小さくなります。
刃が薄くなれば、対象への負荷も少なくなり、切れ味も良くできるため、結果として、よりキレイな切断面を追求しやすくなるのです。