成型色仕上げのゲート処理が簡単に!
誰でも簡単にできるゲート処理セット!
ニッパーで切ってゲート跡が残った状態から、簡単に、ゲート跡を消してツヤまで整えられるセットです。
エッジ出しヤスリでゲート跡の出っ張りを均し、当て板に貼った高番手のスポンジヤスリ(神ヤス磨カッティングタイプ)で傷消しとツヤの調整をします。
ヤスリを組み立てよう
神ヤス!磨カッティングタイプの#4000と#6000を、FFボードに貼ります。
■神ヤス!磨カッティングタイプをFFボードに貼る
※この写真では#4000を例に説明していますが、同様の手順で#6000も貼ってください。
本番前にヤスリ表面を均しておこう
布ヤスリや紙ヤスリは、新品のまま使うと、思わぬ深い傷を付けてしまうことがあります。
深い傷はその後のヤスリ掛けでも隠すのが難しいため、傷が付かないよう、最初にヤスリ面を均しておきましょう。
布ヤスリや紙ヤスリは使用前の均しが重要!
買ったときのままの布ヤスリや紙ヤスリは、製造工程上ヤスリ表面に出っ張った砥粒があり、そのまま使うと深い傷が付くことがあります。
本番で使う前に、不要なプラスチック材などを使って(※)ヤスリ表面を均しておくことで、砥粒が均等に切削対象に当たるようになるので、深い傷ができにくくなります。
※プラスチック材などの代わりにヤスリ同士を軽く擦り合わせることでも可能です。
ゲート処理を実際にやってみよう
■作業1 ゲート跡の出っ張った部分を平らに均す
■作業2 削った部分の傷消しとツヤの調整をする
Q&Aコーナー
🆀エッジ出しヤスリの代わりにFFボード+フレックスクロスを使ったセットもあるけど、あれと何が違うの?
🄰FFボード+フレックスクロスは、布の厚みがあるぶんファジーに対応できるのが利点ですが、よりカッチリと面出しを行いたい場合は、エッジ出しヤスリのほうが向いています。
ただし、カッチリと削れる反面、慣れていないと、ヤスリの動かし方によっては思わぬ形に面を削ってしまうことがあります。
まだ面出しに慣れていないという方は、お好みで、
FFボード+フレックスクロスを使ったセットのほうもご検討ください。
🆀ツヤの調整のとき、なぜFFボードに神ヤスを貼ったものを使うの?普通の神ヤスでもいいんじゃない?
🄰慣れていれば神ヤスでもできますが、まだヤスリ掛けに慣れていない方には、当て板に神ヤスを貼ったもののほうが失敗が少ないからです。
神ヤスだけだと指の圧力が一点に集まりやすく、慣れていないと均一に削れないことがあります。
当て板に神ヤスを貼ると、当て板とスポンジの相乗効果で力が切削面に均一にかかり、微妙にうねりのある平面でも楽に均一にヤスリを当てられます。
🆀手順を見ると、エッジ出しヤスリで削っていきなり高番手#4000に飛んでるけど、もっと細かく段階的に削ったほうが綺麗に仕上がるんじゃないの?
🄰あえて段階的に削っていないのは、削る回数を少なくするほうが切削面が歪むミスが減るからです。
エッジ出しヤスリは細目のヤスリなので、強く押し当てたりせずきちんとヤスリの切削力で削れば、その後に#4000に番手が飛んでも、傷はしっかりと消えてくれます。
なお、神ヤス!磨カッティングタイプ#2000→#4000→#6000のように、段階的に削っていくことも可能ですので、お好みでご使用いただけます。
▼セット内容
▼各商品の詳細は下記のリンクからご確認いただけます。
⚠注意事項
・小さなお子様の手の届かないところに保管してください。
・使用時は、安全メガネや防塵マスクを着用してください。
・ヤスリの表面の傷や汚れは使用上問題ありません。
(布ヤスリ)フレックスクロスver.もあります