成型色仕上げのゲート処理が簡単に!
誰でも簡単にできるゲート処理セット!
ニッパーで切ってゲート跡が残った状態から、簡単に、ゲート跡を消してツヤまで整えられるセットです。
当て板に貼った布ヤスリ(フレックスクロス)でゲート跡の出っ張りを均し、当て板に貼った高番手のスポンジヤスリ(神ヤス磨カッティングタイプ)で傷消しとツヤの調整をします。
ヤスリを組み立てよう
フレックスクロスの#600と、神ヤス!磨カッティングタイプの#4000と#6000を、FFボードに貼ります。
■フレックスクロスをFFボードに貼る
※この写真では#240を例に説明していますが、#600を貼ってください。
■神ヤス!磨カッティングタイプをFFボードに貼る
※この写真では#4000を例に説明していますが、同様の手順で#6000も貼ってください。
本番前にヤスリ表面を均しておこう
布ヤスリや紙ヤスリは、新品のまま使うと、思わぬ深い傷を付けてしまうことがあります。
深い傷はその後のヤスリ掛けでも隠すのが難しいため、傷が付かないよう、最初にヤスリ面を均しておきましょう。
布ヤスリや紙ヤスリは使用前の均しが重要!
買ったときのままの布ヤスリや紙ヤスリは、製造工程上ヤスリ表面に出っ張った砥粒があり、そのまま使うと深い傷が付くことがあります。
本番で使う前に、不要なプラスチック材などを使って(※)ヤスリ表面を均しておくことで、砥粒が均等に切削対象に当たるようになるので、深い傷ができにくくなります。
※プラスチック材などの代わりにヤスリ同士を軽く擦り合わせることでも可能です。
ゲート処理を実際にやってみよう
■作業1 ゲート跡の出っ張った部分を平らに均す
■作業2 削った部分の傷消しとツヤの調整をする
Q&Aコーナー
🆀なぜエッジ出しヤスリや神ペーパーではなく、FFボード+フレックスクロスを使うの?
🄰FFボード+フレックスクロスのほうが、エッジ出しヤスリや、FFボード+神ペーパーよりも少し扱いやすいからです。
エッジ出しヤスリや、FFボード+神ペーパーは、とてもカッチリと削れるため、慣れていないと、ヤスリの動かし方によっては思わぬ形に面を削ってしまうことがあります。
その点、フレックスクロスは布の厚みが極々わずかなクッションとなり、カチッとしながらもファジーに対応できるので、扱いやすいヤスリになります。
また、神ペーパーよりもフレックスクロスのほうが、若干ですが目詰まりしにくいという利点もあります。
🆀ツヤの調整のとき、なぜFFボードに神ヤスを貼ったものを使うの?普通の神ヤスでもいいんじゃない?
🄰慣れていれば神ヤスでもできますが、まだヤスリ掛けに慣れていない方には、当て板に神ヤスを貼ったもののほうが失敗が少ないからです。
神ヤスだけだと指の圧力が一点に集まりやすく、慣れていないと均一に削れないことがあります。
当て板に神ヤスを貼ると、当て板とスポンジの相乗効果で力が切削面に均一にかかり、微妙にうねりのある平面でも楽に均一にヤスリを当てられます。
🆀手順を見ると#600から#4000に番手が飛んでるけど、もっと細かく段階的に削ったほうが綺麗に仕上がるんじゃないの?
🄰あえて段階的に削っていないのは、削る回数を少なくするほうが切削面が歪むミスが減るからです。
大きな傷を付けないようにして削っていけば、#600から#4000に番手が飛んでも、傷はしっかりと消えてくれます。
なお、フレックスクロス#240→#400→#600→#800、神ヤス!磨カッティングタイプ#2000→#4000→#6000のように、段階的に削っていくことも可能ですので、お好みでご使用いただけます。
▼セット内容
⚠注意事項
・小さなお子様の手の届かないところに保管してください。
・使用時は、安全メガネや防塵マスクを着用してください。
・ヤスリの表面の傷や汚れは使用上問題ありません。
・フレックスクロスは布なので一般的な紙ヤスリよりも当て板にくっつきにくいです。FFボードに貼る場合は、当セットの専用両面テープのように粘着力が強めの両面テープをご使用ください。
成型色を活かしてきれいにプラモデルを完成させるには、誰でも手軽にゲート跡を消せるようなヤスリがあればいいのでは?
金属ヤスリや神ペーパーなど、いろいろと試しながら、価格もできるだけ抑えながら、組み合わせを考えました!
一人でも多くの方が、このセットで簡単にきれいにプラモデルが完成した!と思っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。